ルビーが素敵です

ルビーが素敵です

宝石の女王といえばルビー

ルビーを選ぶ時に一番重要なのはカラーで、深い赤色ほど価値が高くなります。(ルビーはラテン語で「赤」を意味する[ruber]が由来です)

「ビジョンブラッド」と言われる「鳩の血の色」のような赤をベストととして、牛の血の色に似ている「ビーフブラッド」も価値の高いものです。また、色の美しさを最大限に引き出すために、ルビーの95%以上が色を濃くしたり色ムラなどを目立たなくしたりといった加熱処理が施されていますが、稀に処理をしなくても天然のままで美しい色合いのルビーが産出され、この「非加熱ルビー」は貴重な石とされます。最高品質のルビーは2キャラット未満に集中していて、3キャラットを超えるルビーの産出は非常に少ないため、キャラット数の大きなルビーになるほど価値評価も格段に高くなります。ミャンマー産のものは特に付加価値があり「ミャンマー産であることを証明する産地鑑別レポート」「非加熱証明書」を付けております。

ルビーをカボションカットしたときに、宝石表面に星のような模様が出るものを「スタールビー」と呼び、その美しい六条の光は人気の高い宝石です。人気が高いので非常に精巧でスターもくっきり綺麗に出る合成ルビーも多くみられます。本物のスタールビーの模様は、濃淡があり、自然にぼやけて見えます。判別するときに比較的わかりやすいのは、ルースの裏面でしょう。合成のもののほとんどは綺麗に平らに処理されていますが、本物はコロンと丸みを帯びています。全ての宝石に言えることですが、本物の宝石を手に取ったときには「ひんやり」とした冷たさを感じるものです。

ぜひ、ルビーを貴方のお気に入りにしてはいかがでしょうか