パパラチアサファイア

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パパラチア(Padparadscha)の名前はスリランカのシンハラ語で「蓮の花」という意味です。
ピンクがかったオレンジ色の光は、 荘厳さと慈悲深さを感じさせるとともに、優しい暖かさから「忘れられなくなる貴石」と称されています。 唯一の原産地スリランカでは「インド洋の朝焼け」と称され、産出量が極めて少ないために幻の宝石となっています。
そのため多くのパパラチアはサファイアに”エンハンスメント”という加熱処理を施し、宝石の持つ本来の美しさを引き出しています。
一方、”ベリリウム拡散加熱処理”といわれるクリソベリル粉末を加えることによって表面の色を変化させたものは、本来の美しさを変質させているため評価が低くなっています。

パパラチア(Padparadscha)は「King of Sapphire(サファイアの王)」とも呼ばれ、正式名称をパパラチアサファイアと言い、コランダムという種類の鉱物の一種です。 コランダムは結晶に組み込まれる不純物イオンにより色がつき、ルビー(赤色)、サファイア(赤色以外)と呼び分けられています。
その中で、オレンジ色からピンク色の中間帯(オーロラ・レッド)にあって、微妙な色の範囲にあるもののみを特別にパパラチアサファイアと呼んでいます。
クレサンベールパパラチアは、この貴重な宝石が放つ微妙な色調を忠実に再現した再結晶宝石です。

◆店主の思い入れ
ルビーとサファイヤは同じ石で、色によって区別されます。ピンクサファイヤもそうです。パパラチアはルビー・サファイヤ系の中で一番貴重とされるサファイヤです。ルビーのビジョンブロッド呼ばれる色の石が最高級とされますが、それを凌駕するのがパパラチアサファイヤです。
私が石川県に来た時に千里浜で日本海に沈む夕日を見て、切なくて素敵な夕日の色(オレンジがかったピンク)、これがパパラチアの色なのだと感動しました。そして、私が大切にしている宝石の一つになりました。ルビーより柔らかく優しく、指輪として貴方を飾るのに一番ふさわしい石かもしれません。

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